札幌市西区は、札幌市内でも豊かな自然環境に恵まれた穏やかな雰囲気のあるエリアです。
このエリアには、地元では縁結びの神社として知られる「西野神社」があります。
今回は、そんな西野神社の概要と特徴についてご紹介しますので、札幌市西区でお住まいをご検討中の方は参考にしてみてください。
札幌市西区にある「西野神社」の概要
西野神社の概要をご紹介するにあたって、その成り立ちは明治の開拓史まで遡ります。
明治18年(1885年)に本州から入植した五戸の人々によって、西野地域の開拓が始まりました。
その際に開拓の守り神として、入植者が当時の西野地区の中心地に建立したのが、西野神社の由来とされています。
そして、明治32年(1889年)に周辺の各集落の小祠を合祠し、西区の統合神社として成立しました。
御祭神は豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)であり、玉とは真珠を表すと同時に魂を意味し、神霊が憑依する巫女神を意味します。
境内には神明造りと呼ばれる建築様式の社殿、神前結婚式や催事をおこなう儀式殿、安産の象徴とされる犬を配した記念碑、さらには地元の子どもたちが相撲をおこなう場所として土俵などがあります。
2022年には創祀百四十年の記念事業として、参集殿が竣工しました。
札幌市西区にある「西野神社」の特徴
西野神社では年間をとおして、地域の方々に開かれたさまざまな祭事が催されているのが特徴です。
毎年、3月3日のひな祭りを過ぎた後、最初の日曜日には人形供養祭がおこなわれます。
ご自宅にあり、愛着はあるものの古くなった人形やぬいぐるみなどを神社で大切に供養し、炊き上げるのが人形供養祭です。
また、社会環境や家族の在り方が目まぐるしく変化するなか、従来のお墓や供養の考え方も大きく変わりつつあります。
その状況を考慮し、祖霊殿・奥津城を境内に建立し、御霊を無縁にせず永代に祭祀する神道永代祭祀を執りおこなっているのです。
さらに、縁結びの神社として古くから多くの方が参拝に訪れることから、神前式もおこなっています。
境内の儀式殿で厳かな雰囲気のもと、美しい和装に身を包んでの結婚式は、地元で育った方にとって格別の思い入れがあるのではないでしょうか。
●所在地:北海道札幌市西区平和1条3丁目1−1
●アクセス方法:西野平和線「平和1条3丁目」バス停より徒歩1分
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まとめ
安産、縁結び、厄除け、勝運上昇などのご利益があるといわれ、街の方々を見守り続けている西野神社についてご紹介しました。
四季を通じてのさまざまな祭事や、安産祈願、七五三など、神社が近くにあることで暮らしにずっと寄り添っていきます。
お引っ越しを考えられている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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