不動産売却をする際、不動産を高く売るチャンスはほしいが売れ残るリスクは負いたくないですよね。
そんな方におすすめの買取保証という方法があります。
ここでは買取保証とはなにか、メリットと利用条件を解説いたします。
不動産売却で利用できる買取保証とは?
不動産売却には、不動産会社が直接購入する「買取」と不動産会社が買主を探す「仲介」という方法があります。
買取保証とは、仲介で一定の期間が過ぎても不動産売却ができなかった際に、不動産会社が物件を買取をする売却方法のことです。
不動産仲介業者に不動産の購入希望者を探す依頼をしても必ず買主が見つかるわけではありません。
しかし、不動産買取保証制度を利用していれば、売れなかった時に不動産会社が買い取ってくれます。
高く売れるチャンスがあり、また、確実に不動産を売ることができる買取保証は、仲介と買取の良いところを組み合わせた制度といえるでしょう。
不動産売却で買取保証を利用するメリット
買取保証は、期限を付けた時に買取金額と買取日が決まります。
不動産会社が買い取る金額より売却額が下回ることはなく期限も決まっているため、資金計画が立てやすいというメリットがあります。
仲介で不動産を売却した場合は仲介手数料が発生しますが、買取保証で不動産会社が物件を買い取った場合は仲介手数料がかかりません。
また通常の不動産売却では、売却後3ヶ月以内に売却した不動産に重大な欠陥が見つかった時、売主は契約不適合責任によって補修費用を払わなければいけません。
しかし、物件を不動産会社が買い取る場合は契約不適合責任は免除されます。
不動産会社は、物件を買い取る際に調査をおこないます。
そのため、前提として物件の欠陥を考慮した買取金額ということになり、もし売却後に欠陥が見つかっても不動産会社の過失となるのです。
不動産売却をする際に利用する買取保証の条件
ここまで買取保証について解説してきましたが、買取保証を利用するにはいくつかの条件をクリアしなければなりません。
買取保証を利用するには、不動産会社と専属専任媒介契約を結ぶ必要があります。
専属専任媒介契約は、媒介契約が結べる不動産会社は1社のみで、売主が個人で買主を探してはいけないという決まりがあります。
また買取保証は、不動産会社がその物件が売れると確信しなければ応じてくれません。
旧耐震基準の物件や人気がないエリアの物件など需要が少ない物件は、買取保証を利用するのは難しいでしょう。
まとめ
高く売れるチャンスと確実に不動産を売ることができる買取保証は、仲介と買取の良いところを組み合わせた制度といえるでしょう。
また、売却額が不動産会社の買取金額を下回ることがなく、期限も決まっているため資金計画が立てやすく、物件を不動産会社が買い取る場合は契約不適合責任は免除されます。
買取保証を利用するには、不動産会社と専属専任媒介契約を結ぶ必要があります。
買取保証を利用して不動産売却を検討中の方は、契約の条件などお気軽にご相談ください。
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