中古マンションの売却を検討している方のなかには「駅から遠いから売却できるか心配」と思う方がいるかもしれません。
一般的に、駅遠の不動産は売却しにくい傾向にありますが、条件次第では高価で売却できる可能性があります。
この記事では、駅遠の中古マンションが売却しにくい理由や、高く売却できる物件の特徴、売却時のポイントをご紹介します。
駅遠の中古マンションが売却しにくい理由
駅遠と定義されるのは、最寄駅から徒歩13分以上かかる立地です。
不動産情報によく出ている駅までの徒歩時間の基本は「道路距離80mにつき1分」なので、距離に換算すると、駅まで約1㎞以上ある立地が駅遠に該当します。
不動産を探す方の多くは、エリアや家賃に加えて駅からの距離も条件に加えるでしょう。
そのため、不動産は最寄り駅に近ければ近いほど売れやすいと言われています。
一方、駅まで時間がかかる駅遠のマンションは、人気がなく低価格で売却される傾向にあるのです。
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駅遠でも高く売却できる中古マンションの特徴
駅遠の中古マンションでも高く売却できる場合があります。
たとえば、バス停に近い、交通アクセスの良い立地などの特徴があれば、売却価格は下がりにくいです。
学校・公園が近い、子育て支援を推進しているエリアも、市場価値が高い傾向にあります。
他にも、中古マンションの近くが再開発された、または今後される場合も、高く売却できる可能性があります。
売却時点で再開発されていない場合でも「近隣に大型ショッピングセンターができる」などの情報があれば、高値でも売却しやすいででしょう。
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駅遠の中古マンションを高く売却するポイント
マンション売却の前に「ホームインスペクション」をおこなっておくと、高く売却できる可能性が上がります。
ホームインスペクションとは、建物の劣化状況や修繕が必要な場所を専門家に調査してもらうことです。
建物に欠陥がないことを証明すれば、値下げ額を抑えられるでしょう。
また、売却のタイミングも重要です。
同じマンションの他の部屋と同時に売りに出すと、価格競争になるかもしれません。
その他、レインズでは、実際の成約価格は売り出し価格よりも1割低いと言うデータが出ています。
そのため、希望通りの価格で売却するために「1割高めの価格設定」をするのも良いでしょう。
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まとめ
一般的に、不動産は駅に近いほど売れやすいため、駅遠の中古マンションは売却しにくいと言えるでしょう。
ただし、交通アクセスが良い立地や、子育て支援がおこなわれているエリアは需要が高いです。
高く売却するポイントも参考に、売却を検討してみましょう。
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