長屋式住宅は連続した住居が並ぶ特徴的な住宅で、古い町並みやリフォーム後の商店などでも見られる建物です。
売却しにくい理由として再建築の難しさや既存不適格の問題があり、注意が必要とされています。
この記事では、長屋式住宅の特徴や売却時のポイント、効率的な売却方法について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
札幌市周辺の売買戸建て一覧へ進む
長屋式住宅とは
時代劇でお馴染みの長屋と呼ばれる住宅とは、壁に接した住居が連続して並ぶ建物を指します。
テラスハウス・タウンハウスなども、長屋式住宅と一緒で「集合住宅」でありながらも、個別に玄関があり自由に出入りできます。
共同住宅との違いが、共有の階段や踊り場などがあるかどうかです。
特殊建築物である共同住宅は、建築基準法によって厳しく規制されるため高コストですが、長屋式住宅は建築の自由度が高くリフォームしやすいメリットがあります。
土地を効率よく利用できるため、複数人が生活できる長屋式住宅が建てられてきました。
古い町並みでは今でもよく見られ、リフォームされ商店やカフェなどとして利用されています。
▼この記事も読まれています
不動産の売却査定の相場を自分で調べる方法や高く売却する方法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
札幌市周辺の売買戸建て一覧へ進む
長屋式住宅が売却しにくい理由
連立した建物は住宅密集地に建てられており、築年数が長く現在の法律に適合していない既存不適格であるケースが多いです。
再建築ができない地区である場合には建て直しもできないため、住宅ローン審査にも通過しにくく買い手が見つかりにくいデメリットもあります。
築年数が経過しすぎていると、リフォームリスクが高くなり再建築や切り離しも困難です。
築浅物件であれば切り離しも可能なケースもありますが、安全性に考慮しなければならず、切り離し後の住宅が建築基準法を満たしていなければなりません。
接道要件を満たしていない場合には、切り離した後にも同じような状態を保てるかなど規制が厳しいのが売りにくい理由です。
▼この記事も読まれています
不動産売却における買取と仲介の違いとは？メリットとデメリットを解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
札幌市周辺の売買戸建て一覧へ進む
長屋式住宅を売却しやすくする方法
長屋式住宅は通常の売却が難しいため、不動産会社に買取ってもらうケースが多くなります。
古い住宅や長屋を専門にした不動産会社もあり、市場相場よりも安い価格にはなりますが、早期に処分ができます。
自分で買主を探すよりも効率的な方法ですが、隣家に買取ってもらえないか交渉するのもおすすめの方法です。
間取りだけでなく周辺の環境にも明るいほか、家族が増えて住宅の購入を検討しているケースもあります。
リフォームができる物件であれば、買取り後にリノベーションし居住スペースを広げられます。
購入に前向きな意見があれば、交渉も比較的スムーズに進み売却できるでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却で利用できる買取保証とは？メリットと条件も解説！
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
札幌市周辺の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
長屋式住宅とは、壁に接した住居が連続して並ぶ建物を指します。
通常の売却が難しいため不動産会社に買取ってもらうケースが多いですが、不動産会社によっては扱いが少なく、売り込みスキルがないケースがあります。
長屋式住宅の売買実績が多い不動産会社に依頼したり、隣家の所有者と交渉したりしてスムーズに売却できるよう工夫しましょう。
札幌市周辺エリアの不動産情報はトータルハウジング 札幌支店がサポートいたします。
頼れる不動産のプロとして、お客様に合ったご提案をさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
札幌市周辺の売買戸建て一覧へ進む
